セッション記録
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血と魂のアルゴリズム
1月8日に行いました、RL霧賀によるトーキョーN◎VA-Dアクト『血と魂のアルゴリズム』のセッション記録です。

01年にロシアのゴエルロ“ザィッチャ”にて抹消された超AIミュー。
そして、残されたデータに新たに魂を宿したのが、新たな聖母である「アヤカシ・カリスマ◎●・ハイランダー」のミューです。
つまり、アヤカシの因子は肉体や魂ではなくシステムデータに存在する=生命の実在、というのがこのシナリオの出発点の一つとなります。


RLの不手際で、イベントシーンがいまいち作れてなかったり、ゲストの能力調整が微妙だったりと、私としてはブラッシュアップしてもう一度という内容でした。
イベントでもう少し緊迫感とモチベーションが出せるとよかったのですが。
今回はセッション感想は他の方に任せて、シナリオの背景説明をすることにします。

“ザィッチャ”消失の際、ロシアの生化学者でAI生命体の研究していたセルゲイ・ツァリコフによって、一つのAI構造がサルベージされました。
それは超AIミューのシステムクローン(電脳複製体)で、当時のミューがバックアップとして用意していたものです。
複製体を起動させたセルゲイは、このAIに原因不明の機能障害がある事に気がつきます。
別のソフトウェアとまったく互換性がなく、AIデータを電脳から別のハードウェアへダウンロードが一切できなかったのです。
セルゲイはAIを“ウトコナス”(ロシア語でカモノハシ)と名づけ、調査研究を始めました。
研究は難航のまま03年、電脳聖母事件そしてST☆Rにて“奈落墜ち”が発生します。
当然のように“ウトコナス”は自我を持ち、AI生命体となりました。そしてセルゲイは機能障害がアヤカシの因子によるものではないかと突き止めます。
ST☆Rに移り住んだセルゲイは現地で調査や見聞を広め、ついに魔剣化させたものになら“ウトコナス”の機能障害は起こらないこと(<血脈:妖精の一族>)を発見しました。
通常のAI生命体と“ウトコナス”=アヤカシのAI生命体の違い(全てがデータとして検証可能)を調べることが、人間やアヤカシの生命の本質を解明するのに繋がると考えたセルゲイは、KRKから資金提供を受けつつ星城総合大学にて研究を続けていきました。

06年、高次アストラル界へのアストラルゲート接続を成功させたフロウ・梁は、助祭枢機卿を拝命し、聖母座守護局の副局長となります。
彼女は大いなる高みに昇るため、その後も高次アストラルへの接触を試み続けました。そして、ついに深淵なる領域へと到達したとき、そこで接触した混沌たる魔王に精神を狂気に蝕まれてしまったのです。
使徒と化した(マヤカシ・ブランチ:ハーフブラッド)フラウは、魔王顕現のため暗躍していきます。
そして08年。新たな聖母ミューがAI生命体であるという噂が、聖母殿に聖母派・反聖母派の溝を作りました。
真実を探ろうとする者たちの狭間で、フラウはミューがアヤカシの因子を持ったAI生命体であることに感づきます。かつてST☆Rで秘蹟管理局の仕事を勤めていたとき関わりのあった“ウトコナス”というAIと、アストラル紋様が酷似していたからです。
ミューを魔王顕現の贄に使おうと企んだフラウは、しかし彼女の動向を調査していた異端改宗局によって阻まれます。計画を失敗したフラウは聖母殿を脱出、次なる目標を“ウトコナス”にさだめて行方をくらましました。

その頃、セルゲイはついにアヤカシの因子を基にした物質を無から作り出す事に成功します。しかしそれはまだアヤカシと呼べるものではなく、ヒルコ的生物機能でしかありません。
これ以上の研究は大学では無理だと判断し(KRKからも、このアヤカシ製造といえる研究は危険視されていました)、新たなスポンサーが獲得しようと研究成果の学会発表に踏み切ります。

セルゲイの動向を探っていたフラウは、彼の研究内容をBIOSに流して“ウトコナス”の捕獲に利用し、魔王の使徒である阿古魯(ア・グル)をN◎VAへと呼び寄せます。
しかし、阿古魯はフラウとの接触を睨んで異端改宗局のユリアによって監視されていました。
ユリアはN◎VAの小規模サロンが阿古魯を襲うよう仕向け、フラウを粛清するために動き出します。


ここから、キャストたちはこの事件へと繋がっていきます。

PC3:“デイライトウォーカー”カコフォーニ/しましま(アヤカシ●/カリスマ/フェイト◎)
フラウの行方が掴めないユリアは、真意を隠してカコフォーニに捜索を依頼します。
アヤカシである彼ならば表裏両方から調べることが可能であり、彼の動向を見張ることでフラウの動きが見えると考えたのです。

PC2:久瀬玲奈/神牙(タタラ=タタラ●/クグツ◎)
セルゲイは学会前に久瀬玲奈と会えるよう連絡を取ります。
研究成果を発表する前に大手企業(千早)の関心を掴んでおきたいと、久瀬に根回しをお願いするつもりです。

PC4:槐(えんじゅ)/T381(カブト/マネキン◎●/カタナ)
BIOSがセルゲイの研究を確保しようと動いていることを知った音羽南海子は、先にセルゲイの身柄を確保して取引を行おうと画策します。場合によってはBIOSとの関係が悪化するリスクの高い仕事です。
いざという時に切り捨てられるよう猿若組に仕事を命じ、そして槐が動く事になりました。

PC1:“RING”草薙鈴子/みゆきっず(フェイト◎/レッガー/ニューロ●)
“ウトコナス”ファイーナは(BIOSの暗躍により)セルゲイより先に一人でN◎VAへと降り立ちました。
彼女の義体プロテウス+αは魔剣化されており、その調整には特殊な(魔剣化できる)技師が必要です。
セルゲイは芳華玲に技師斡旋をお願いしていましたが、これもBIOSによって阻まれフラウの接近を許してしまいます。
そして囚われの身となる直前、N◎VAにいる知り合い“RING”に助けを求めるのでした。

NPC紹介

“ウトコナス”ファイーナ・セルゲイエヴィナ・ツァリコヴァ
超AIミューの複製体。アヤカシ<血脈:妖精の一族>の生命情報をデータとして持つ。
RLの一言:今後キャストとして使用しようかなと思いましたが、装備全部魔剣化は結構つらい。

セルゲイ・ヴァレーリエヴィチ・ツァリコフ
ST☆R星城総合大学生化学教授。AI生命体の権威。
RLの一言:AI生命体の権威と言いつつ、発明したのはアヤカシ関連。死ぬ予定が生き残りました。

フロウ・アサディ・梁(加藤良子)
元聖母殿助祭枢機卿。深淵の魔王と邂逅して狂気に陥る。
RLの一言:強くなかった!

恩田昭政
BIOSの非合法工作員。ヒルコにして有能な義体使い。
RLの一言:彼の運用は楽しかったです。また出てくると面白いかなー。

阿古魯(ア・グル)
魔王の使徒たるアヤカシ。血脈はない。
RLの一言:正確には<血脈:神族>なのかもしれませんが。そこに連ならない、まったく別次元の存在ということで。

ユリア・ヘッジバック
聖母殿異端改宗局のエージェント。
RLの一言:ちなみに彼女をリサーチしようとすると<私服警官>でリアクション(判定勝利しないとわからない)されました。

深淵の魔王
異次元に鎮座する存在。
RLの一言:これがやりたかった(笑)。わかりやすいためツァトゥガの描写にしましたが、本当はヨグ=ソトースかなと。ちなみにミューの素体となったアヤカシはシュブ=ニグラスだと考えます(笑)。

今回のシナリオは「クトゥルフの呼び声」TRPGのシナリオ「天才の証」をベースに作成しました。
どのように変更したかを比べてみるのも面白かなと思います。
http://homepage3.nifty.com/hikidashi/YASUtensai.htm


最後にこのセッション出発点タをもう一つ。
アウターエッジで幾つかのアウトフィットがバージョンアップされていますが、違う名前で同じような効果のものが経験点安く取れるというものもあります。
今回の事件(セッション)によってアウターエッジの時代に登場する事になった装備がある。というのがコンセプトの一つです。
時間が足りなくてネタ晴らしできなかったので、この場で書かせていただきます。
・セルゲイの研究で作られた生命因子の試作品はBIOSに買い取られ、その後「Dエレメント」(OE:p96)として発売されます。
・フラウは神業《大魔法》によって、高次アストラル界に<深淵>への入り口を開かせました。この扉は閉じられることなく、世界のアストラル密度(ゲートパワー)が上昇する事態となります。これによりアストラルと現実が近づき、よりアストラルゴーストが現出しやしい世界(「霊体」(STL:p119)購入:50⇒「幽体」(OE:p108)購入:40)となっていったのです。
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コメント
この記事へのコメント
なるほどね
シナリオ、すげえ考えて作ってあるなあ…真似できん…
上位アストラル界>アイデアロール相当の知覚ロール>名状しがたきツァトグァ様でSANチェックなどというコンボをN◎VAで味わう日がこようとは…長生きはするものです。
槐はいつぞやの温泉でノリ作ってから、まともに動かせるのか心配だったのですが、勢いでなんとかなってホッとしました。マネキンらしくもっと他のキャストにうまくおもねる技を磨かねば…久瀬の人とか特にね、今回はちょっと失敗した感じかも。
2012/01/20(金) 01:03:58 | URL | t381 #mQop/nM.[ 編集]
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