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アトカタモナイノ国
 自宅セッション!も第四回目。
 今回は残念ながらpomeさんが不参加となってしまいましたが、他三名を相手に回し、RL緋月にはがんばってもらいました。

 ままならないご時世だからこそ、こういう楽しいことに全力を注いで少しでも人生を有意義にしていきたいところだと、そう思う今日この頃。
 そんなわけで(?)物語の概略をひとつ。

 ある日、仕事から戻った武者小路のポケットロンに変化があった。
 普段なら事務的な反応しないはずの、初期設定のままのバディの様子がいつもと違うのだ。そのアイコンはかつて武者小路が守ることができなかった妹、そして親友の染井浩司の婚約者でもあった“サヨ”の姿をしていたのだ。困惑する武者小路に彼女は語りかける。「私を守って」と。そしていつものように彼の周りには怪しい影がちらつき始める。

 クレア=聖護院はいつものように保険の外交員の顔――ペルソナをクグツ、後方処理課のエージェントのそれに変じて赴いたのは課長である早川美沙のオフィス。今回のビズはクレア自身が「お姉さま」と慕うコンスタンツェの引継ぎだった。しかも、その仕事を受け持っていたコンスタンツェ自身は行方不明になってしまったという。彼女と共にビズに当たっていた同僚の染井とハルトの二人と協力し、彼女の追っていたAI…あるいはウィルスプログラムを探し出さなければならない。コンスタンツェと共に。

 豹堂陣はバー“セイレーン”で情報を売っていた。相手は顔なじみの常連クロード。だが、彼は突然店内で倒れ、意識不明に陥ってしまう。どうやら彼は何らかのウィルスにやられたようだ。
 興味をそそられた陣は知己でもあるニューロ、マグリットのところに赴いて情報を確認しようと動き出すが…そこで得られたのは“マグリット”なる存在は始めから存在しないという奇妙な反応だった。

 そんな感じのオープニングで始まった物語は、それぞれにAIを追いながら次第に事実に近付いていく。それぞれに違った姿を見せるAIは、相手が守りたいと思う存在だと自らのアイコンイメージを認識させる能力だけを持った不完全なプログラム“M”だった。その正体はかつて人間だった少女―コンスタンツェの妹マグリット。何者かによって肉体を破壊され、精神のみをAIプログラムへと強制的に変異させられてしまった悲しい存在。

 それぞれに“M”を追い求めながら、近付いていく三者だが、その思惑は近付くほどに離れ、対立するかのように見える。千早の利益、少女“サヨ”の願い、染井の迷い、コンスタンツェの想い。
 クレアはそれが千早にとっての最善の策とならないことを知りながら、真実を作り出す。
 武者小路は淡々と―あるいは愚直なまでにそのスタイルを貫くことだけを選ぶ。
 そして陣は―それぞれを想いを、願いを、迷いを、すべて知りながら、薄く微笑んで、そして自らの最善にして最大の利益に“豹の瞳”を光らせる。

 互いの求める結末を望み、最善ではなくとも誰かが幸せになれる結果を生み出せようかとたどり着いた時、虎視眈々と状況を見つめていた最後の勢力――今回の元凶でもあるルドルフ・ガードナーが生み出せしシステム“F”が、その自らの欲望を果たさんとキャスト達に牙を向く。
 だが、幸せを望む者たちは互いに協力し、撃退に成功するのだった。

 と、まあこんな感じのダイジェストでいかがでしょう、緋月RLとPLの皆様方。記憶だよりなので多少のゆがみは多めに見てくださいね(苦笑)。

 今回の記録はキャスト個別の部分も含めて紹介してしまったので個別のキャストに関してはそれぞれにPLに感想などを書いてもらえればと思います。
 全体としてクレアのクグツとしてのスタイルや武者小路の染井との向き合い方などに主眼の置かれた緋月ならではのおもしろいアクトだったと思います。
 …陣?クロマクは常に虎視眈々と、ですよ(笑)。
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コメント
この記事へのコメント
えへへ
楽しかったのですー。
N◎VAのキャラクターは、割と特色としてゲストだけでなくキャストのキャラクター性も変化しやすいような気がします。知らない間に影武者と入れ替わったとか、立場が大きく変化したとか、いろいろ。今回クレアはずっと目をつぶったまま従って来たクグツである自分と、ついに真っ向から向き合う事になったのでした。
これまでクレアはみさポンに言われるまま、社長の命令のままにただ機械のように仕事をこなし、上手く行かないところは許してもらってた。でもついに、自分の理想を企業の利益と天秤にかけ、選択しなければならない事態に直面したのです。
ただ待ち望むのではなく、望むものを探す力のひとかけらを、彼女は手に入れたのでしょう。

豹堂さんにはこわごわお付き合いさせていただいて、助けてもらったりしてましたが、たろちんと今ひとつ上手くかかわれなかったのが心残りかなあ。

ハルトとはどうやら食い物つながりっぽい友達らしいけど、染井ちゃんとは現在どういう付き合い方をしてるのか気になりますナw
2006/06/18(日) 23:05:29 | URL | T381 #S2Y834IQ[ 編集]
上手いと思う
 クレア、見事なロールプレイでしたよね。見ていてとても魅力的な、素敵なキャラクターに見えましたよ。

 T381さんのロールプレイを見ていると、いつも思うのが、とても丁寧だなぁということ。
 一つ一つの言葉や、行動なども含めて非常に意識の配られた絶妙な動きをしていると思います。
 だからこそ、表現されたキャラクターの個性が魅力的に映る。そういう表現力はとても見習いたいですね。
2006/06/19(月) 19:26:36 | URL | 法条大地 #XWDE.zb6[ 編集]
お疲れ様でした。
今回、ハンドアウトの紹介を見た際、結構悩みました。
武者小路の前に’沙代’が現れた場合、どー行動するのだろうか、と。
感情的になる?それとも冷静に対処?他に対応の仕方があるのか?等等。
結局は、あーいう風になりました。
十年程度経過しているし、もはや思い出になっている。でも、やはり大事な思い出。だからこそ、沙代の姿をした者が現れたときは偽者と知りつつ、それを護る立場になるであろう、なんてこと思ってやってみましたが、どうだったでしょう?

実の話、PLがこの系統の話を感情で持っていこうとするとグダグダになるのはわかっていましたので(仲間うちで何回もやってます(^^;))、ある意味一歩引いた感じでいこうとは思っていたんですけどね(笑)。

皆様が「武者小路だったらこういう言動になるんだろうな」と思ってくれたんであれば、やっと、彼も一人前の枝葉だけでなく、幹の部分もしっかりとしたキャラになれたのではないか、とそう思う次第です。
2006/06/19(月) 20:49:32 | URL | 神牙 #RFphBmaY[ 編集]
どうもありがとうございました~
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!
リアルにデータとか作り始めたのがセッション予定日のA.M.6:00からだった、と言うぐだぐだっぷりで、本当に申し訳ありませんでした。
T381さん、楽しんで頂けたのなら、それはT381さんをはじめRL以外の人たちの功績ですよ(苦笑) 本当にどうもありがとうございました。最敬礼。

昨日一日、反省するばかりで鬱々と過ごしていたのですが、とりあえず反省は別に書きますので、楽しい話から、と言うことで。
今回、RLは何が嬉しかったって、PL様方がシナリオで緋月のつつきたいと思ったことをちゃんと理解してくれてちゃんと受け止めていただけたのが、本当に嬉しかったのでした。
特にクレアに対するネタに、ちゃんと悩んでちゃんと向き合ってちゃんと答えを出す、と言うロールプレイで応えて下さったT381さんには、もう感謝感激でございます。

TRPGって、データ的なものだけでなくキャラクター的にもちゃんと「成長」(もしくは「変化」)していくゲームですよね。特にN◎VAはT381さんもおっしゃるように、その傾向はより強いと緋月も思います。「スタイル」と言う概念をはじめとして、キャスト表現に重きを置いているシステムだからこそなのでしょうかね。
だからこそ、緋月はRLをやるなら、キャストに合わせたシナリオを作らなくては意味がないと思っております。キャストの設定をしっかり考えてもらえて、ちゃんと紹介してもらえる、今の環境だから余計に、ですね。
で、クレアの設定聞いて漠然と考えていた「彼女がクグツであることの、彼女にとっての意味」。それをシナリオ化するチャンスだ~、と思った瞬間、大枠ができたシナリオだったのでした。
……その分、もともとの予定だった「武者小路と染井の関係性」と言う部分が薄くなったのは否めないわけなのですが。割を食った神牙さんにはまことに申し訳なく。マルチタスク能力のないRLだと言う自覚をいい加減持ちなさいね、緋月。

今回、RLやっててプラス方面に特筆すべきことと言えば、キャストゲスト間のやり取りが楽しかったというのが上げられそうです。
千早重工後方処理課スキヤキ同好会が発足できそうなクレア・ハルトのやり取りが特に楽しくってもう。クレア可愛いな~、とか思ったりしてました(笑)
そしてクレア用フックだったはずのコンスタンツェは、陣や武者小路と話しているシーンの方が印象に残っています。何故だろう? ああいう淡々としかしまっすぐに目標に向かう女性も好きなのですが、その辺の表現は本当に難しいものですね。
……え、染井? あー……えーと。うん。奴は一番ワリを食った人じゃないでしょうか。データ作るの一番時間かかったのに。くそう。

いずれにせよ、信じられないくらい「楽しむ」と言うイメージを持てないままアクト当日を迎えちゃった駄目RLが、ちゃんと楽しい時間を過ごせたのは、本当にPLお三方のおかげだと思います。
重ね重ね、どうもありがとうございました
2006/06/19(月) 21:25:45 | URL | 緋月 八樹 #RguYWJTY[ 編集]
うやっ
遅筆大王緋月がのたのた書いているうちに、神牙さんのコメントが上がっていました(苦笑)

クレアの設定と同様、武者小路の設定を見たときから狙っていたネタの一つでした(にやり)
“沙代”は沙代じゃないよ、と言うのがばれた時どうなるか……実は今回想像力が枯渇しきった状態だったRL、予測が全くできてなかったのでしたが。
どんなものであろうと護る、という姿勢には、本当に武者小路はカブトと言うスタイルを貫く男なんだなあ、とかっこよく思ったのでした。
さて、そんな武者小路と、クグツをキーに持ちなおかつ武者小路を親友と思うがゆえに、もっとぶつからなくてはならなかった染井だったわけですが……本当、そこが全然表現できなくて、申し訳ない限りです。あなくちおしや。

割り切るだろうな、と言うロールプレイの選び方とかには、ちょっと性差も感じてみたり。
それを考えると、女性RLが「男性間の友情」と言うネタを吹っかけるのって難しいのかもねー、とも思わなくもありません。女性って人間関係良くも悪くもウェットになるからなあ、どうしても。
2006/06/19(月) 21:42:28 | URL | 緋月 八樹 #RguYWJTY[ 編集]
ハンドアウトの価値
 神牙さんの
>今回、ハンドアウトの紹介を見た際、結構悩みました。
 という返信を見ていると、ああハンドアウトが上手く機能しているなぁと思いました。

 基本的にハンドアウトって好きではないんですけどね。でも、確かにRLがやりたかったことを予め伝えておくことでPLの心構えができるし、色々と悩んでおくことが予めできる。これだけでもロールプレイの指針になるわけですよね。
 そういう意味で今回の緋月のハンドアウトは上手いハンドアウトだったと言える気がします。(逆に私はハンドアウト苦手なのでかなり下手(苦笑))

 男性間の友情は…まあ、あれだね。
 色々な価値観があるのが前提で言えば、個人的には男の友情は、もっとも近しい敵対なんじゃないかな、と。
 だから区切る時は区切れてしまう。そのことが逆に友情の証しだったりするのは歴代のジャンプ漫画でも見てもらえればわかるかもね。
 こういうのは確かに性差があるのかもしれないと、そういう風には思いました。
2006/06/20(火) 21:45:51 | URL | 法条大地 #XWDE.zb6[ 編集]
友情の証
つまりアレかな、こぶしで語り合う、ってやつ?
もっとも直球ど真ん中な落としどころはダブルノックダウンで、
「やるじゃねぇか…」
「…おまえもな」
両者ガクっと気絶。って感じにw
紅の豚のラストとかも同系亜種かしらん。
2006/06/21(水) 00:07:15 | URL | T381 #S2Y834IQ[ 編集]
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