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カゴメノウタ
9月1日(土)の定例会は、『シノビガミ』セッションをGM霧賀にて行いました。
今回は前々からもっていたシナリオをブラッシュアップしたのですが、整合性やバランス調整しているうちに(またも)文章量の多いギミック過多な内容になってしまいました。


■トレーラー
人の背負いしほど大きなその籠には、あらゆる傷病を癒し、年老いを若返らせる力があるという…。

斜歯忍軍の秘忍具『縁の薬籠(よすがのやくろう)』が渡来人『虜鬼(とりくおに)』によって奪われた。
『虜鬼』の目的が大妖魔『金咬尾(きんかんび)』の復活と知った鞍馬神流は、ハグレモノの協力を得て、事態を収めるべく妖魔狩りの忍を放つ。
『縁の薬籠』を求める比良坂機関の巫女が動き出し、斜歯の一族も自らの手に奪還すべく追っ手を差し向けた。

「籠」を巡って忍達の想いが交錯したとき、わらべ歌が響きわたる。


■PC1/佳倉金雀子(かくら・ひわこ)/流派:比良坂機関・常夜/信念:情
(PL/緋月)
○使命
あなたはかねてから『縁の薬籠』について調べてきた。
『縁の薬籠』が妖魔によって奪われたのを知り、あなたはこの好機を逃さぬよう行動を開始した。
あなたの【使命】は《プライズ『縁の薬籠』を手に入れる》ことだ。
○秘密
『縁の薬籠』の中には、死産したあなたの肉親(娘・姉・妹など)の魂が『籠女(かごめ)』となって囚われている。
あなたの【本当の使命】は《『籠女』を救う》ことだ。
あなたの名前には、彼女に名付けられるはずだった文字が使われている。
(自由に設定してよい)

我が子を『籠女』として奪われた斜歯忍軍の抜け忍。人形師として工房を持つ傍ら、つくった人形に子供の霊を降ろして慰めている。
亡くした娘『雲雀(ひばり)』を模した人形を持ち『縁の薬籠』を狙う。


■PC2/十六夜雪羅(いざよい・せつら)/流派:鞍馬神流・魔王流/信念:和
(PL/しましま)
○使命
あなたは上忍から退魔忍務を命じられた。
相手は『虜鬼』という、遊戯のごとく人を破滅と狂乱に陥れる渡来人だ。
あなたの【使命】は《渡来人『虜鬼』を倒す》ことだ。
○秘密
あなたは『和沙乃(かずさの)』という、愛する家族(妻・肉親など)を『虜鬼』によって攫われている。
この半年の間、あなたは忍務のため『和沙乃』と離れており、連絡も取れずにいた。
傍にいれば彼女を守れただろうに。
あなたの【本当の使命】は《『和沙乃』を助ける》ことだ。
あなたは『和沙乃』への感情判定が成功したとき、この【秘密】を公開すればお互いへの感情を「愛情」にすることができる。

ある事件(前回セッション)をきっかけに忍びの道を突き進む。修練の果てに妖魔の血が覚醒し、失われた忍法を会得する。
許婚であった『和沙乃』と契りを交わした後も、任務に明け暮れて今回の事態に至った。


■PC3/床葉無太郎(とこば・むたろう)/流派:斜歯忍軍/信念:忠
(PL/T381)
○使命
若返りの力をもつ『縁の薬籠』は希少な秘忍具だ。
あなたの一族は『縁の薬籠』を活性化させる儀式忍法「籠籠歌(かごこめうた)」を編み出し、以来数百年に渡り『縁の薬籠』の管理を任されてきた。
あなたは一族の長より、【使命】として早急に《プライズ『縁の薬籠』を取り戻す》よう命じられた。
○秘密
『縁の薬籠』には女児の魂からつくられた『籠女』が幽閉されている。
「籠籠歌」とは、「生まれる」前の女児の魂を消耗した『籠女』と取り替え、新たな『籠女』とする呪術である。
出産時に、子供が「生まれる」前に合計6ラウンド分の呪文が唱えられると儀式が完成する。
この【秘密】を知っているキャラクターは、儀式中に自分の手番で攻撃を行う代わりに呪文を唱える事ができる。
「籠籠歌」が完成した場合、魂を失った女児は「生まれる」ことなく死産し、取り替わった『籠女』も消滅する。

形代組のつくりだした万能決戦兵器ハムスター。死んでも次の素体に記憶を移植されるだけの実験体と知らず、迫りくる寿命から逃れる術を模索する。
床葉ユーニスから、『縁の薬籠』を取り戻せば延命のため使用して良いと言われ、番長型アタッチメントに乗り込み出撃する。


■PC4/桐咲霧骸(きりさき・むがい)/流派:ハグレモノ/信念:我
(PL/神牙)
○使命
あなたは、今回の妖魔退治に協力するよう依頼された。
遥か昔、『金咬尾』により国が一つ騒乱の果てに滅んだと云われている。
あなたの【使命】は《大妖魔『金咬尾』の復活を止める》ことだ。
○秘密
あなたは呪法師「縁」の末裔であり、その血と『縁』の銘を受け継いでいる。
かつて「縁」は『金咬尾』を「地獄門」へと封じ込め、その妖力を呪具『籠獄(ろうごく)』に封印した。この『籠獄』が斜歯忍軍の手に渡り、つくりだされたのが『縁の薬籠』である。
『金咬尾』が復活か消滅をすると、妖力を失った『縁の薬籠』はプライズ『籠獄』へと変化する。
『金咬尾』は異界「罵流胎(ヴァルハラ)」の「門」でもある。「罵流胎」はこの世を終焉させる「黄昏世(ラグナロク)」をおこすという。
『縁』であるあなたは、そんな事態だけは避けなければと思っている。

着流しをまとい、年齢のわりにおっさんじみた言葉使いをする文筆家。忍びの世界を怪奇小説にした同人をつくっている。
今回の使命を果たすとともに、始祖の呪具を取り戻そうと『縁の薬籠』を追う。


■虜鬼(とりくおに)
○使命
あなたの【使命】は《大妖魔『金咬尾』を復活させる》ことである。
そのために『縁の薬籠』を手に入れ、準備をととのえた。
あとは時を待つだけだ。
○秘密
『縁の薬籠』には「地獄門」に封じられた『金咬尾』の妖力が籠められている。
あなたは儀式忍法「籠籠歌」を執り行い、『金咬尾』の根源「時環(ときのわ)」を『縁の薬籠』に送り込もうとしている。
儀式が完成すると「時環」によって『縁の薬籠』の妖力が解放され、『金咬尾』が復活する。
ただし、「地獄門」から持ち出した「時環」が破壊されると『金咬尾』は消滅してしまう。
この【秘密】をクライマックスフェイズ終了時までに『縁』が知った場合、『縁』の【使命】は《「時環」を破壊する》ことに変更される。
また、あなたは「籠籠歌」の儀式のために『和沙乃』を捕らえている。
この【秘密】を知っているキャラクターは『和沙乃』の【居所】を調べることができ、情報判定に成功すれば『和沙乃』のハンドアウトを公開して救出できる。


■和沙乃(かずさの)
○使命
あなたは子供を身籠っている。すでに臨月に入っており、そろそろ産まれそうだ。
「お腹の子」には『金咬尾』の根源「時環」が宿っている。
あなたの【使命】は《子供を出産する》ことだ。
3日後(3サイクル後)に出産する。
クライマックスフェイズで、攻撃を行う代わりに《身体操術》か《意気》の判定に合計7回成功すると子供が「生まれる」。
「時環」は、子供が「生まれる」と解放されて「地獄門」の向こう側へと戻っていく。
○秘密
「お腹の子」は女児であり、「依り代」の力を持っている。
どんな子供が生まれるか、どう成長していくのか、あなたはとても楽しみだ。
この子の為なら、我が身だって惜しみなく捧げるだろう。
あなたは、愛しい我が子の名前をPC2に付けてもらうつもりでいる。
クライマックスフェイズで、出産前に【生命力】が0点になると、あなたと「お腹の子供」は「死亡」し、「時環」も破壊される。
また、あなたには「呪印」が憑いている。


■籠女(かごめ)
○使命
あなたは『縁の薬籠』に囚われており、周囲の傷や病、老いといった経験を吸い取らされることで成長する。
『縁の薬籠』の若返りの力は、あなたが生きるはずだった寿命分しかない。しかし、傷や病はその限りがなく吸収し、老化する。
あなたは死ぬことはない。癒されぬ痛みや苦しみに蝕まれながら、老い続ける。
あなたには【使命】はなく、【居場所】も【生命力】もない。
『縁の薬籠』の中にいる限り、あなたには誰の声も届かず、誰も触れることができない。
○秘密
籠の中は孤独で、何もない。
生まれなかったあなたは、生きることも、死ぬこともない。
身体が渇き、心が飢えている。
痛いのはもういやだ。苦しいのはもういやだ。
一人はもういやだ。
ここから出たい。
生きてでも、死んででも、ここから出たい。
あなたは自分の名前が欲しい。
名前を呼んでくれる相手が欲しい。


■縁の薬籠(よすがのやくろう)
○効果
このプライズの持ち主のドラマシーンでは、登場したキャラクター(持ち主含む)は【生命力】1点か変調一つを任意に回復する。
また戦闘中のラウンドの終了時に、プライズの持ち主と同じプロットにいるキャラクター(持ち主含む)は【生命力】1点か変調一つを任意に回復する。
このプライズには若返りの力は残っていない。
このプライズには【秘密】がある。
持ち主は情報判定せずに【秘密】を知ることができ、その場合は情報共有が起こらない。
○秘密
このプライズには大妖魔『金咬尾』の妖力を操るため『籠女』が幽閉されている。
『籠女』は儀式忍法「籠籠歌」によってつくりだされ、「依り代」の力を持つ出産前の女児が必要となる。
儀式を開始するには、このプライズの持ち主であるか、「依り代」の母親に事前に「呪印」を憑けていなければならない。
ただし、「呪印」を憑けられた母親は、子供が「生まれる」と「死亡」してしまう。
このプライズの持ち主は、いつでもこの【秘密】を公開することで『籠女』のハンドアウトを公開できる。


セッションの流れは以下のとおり。

雪羅は虜鬼から『金咬尾』復活への協力を持ちかけられますが、和沙乃を人質とした交換条件だと思い拒否をします。
逆に虜鬼の居所を手に入れ戦いを仕掛けるのですが、そこに金雀子、無太郎、霧骸が乱入し『縁の薬籠』を奪いあいとなりました。
忍び全員が入り乱れるなか、虜鬼は早々に自ら脱落して人間たちの争いをにやにやと見学します。
結果、雪羅はどうにか『縁の薬籠』を手にするのですが、そこには和沙乃の情報はありませんでした。

雪羅と和沙乃の関係を知った金雀子は、虜鬼と和沙乃についての情報を買うよう雪羅に持ちかけますが、これを拒否されます。
しかし、虜鬼から「籠籠歌」こそが自分の子を死産させた元凶であることを教えられ、和沙乃が自分と同じ苦しみを受けぬよう雪羅に情報を教え、託しました。

そして『縁の薬籠』を雪羅から奪い取った無太郎は囚われていた籠女を見つけ出し、霧骸は始祖の果たせなかった金咬尾消滅の方法、「時環」の破壊に辿り着きます。

和沙乃と再会した雪羅は、妻とそのお腹の子どちらかしか生きられないことを知り、虜鬼がもちかけた「協力」の意味を悟ります。
霧骸は母子殺し以外の解決方法がないことに心を鬼にし、『縁の薬籠』の力が必要な無太郎は現状維持のために困難な戦いを覚悟します。
そして、金雀子が自分の想い他人の想いに迷い決断をくだせない中、和沙乃の出産が始まるのでした…。



このシナリオは、誰もが完全には利害が一致しない話がやりたくてつくり始め、最終的に三つ巴+αという形になりました。
PC1(金雀子)が主人公、PC2(雪羅)が物語の主役となっています。
実はこのシナリオの前段階のものがPC4に非常に不利な構図で、そこを変更するために練ったら、今度はPC3が割をくう形になってしまいました。無太郎には申し訳ないです。

ちょっといろいろとギミックを搭載(和沙乃の妊娠がセッション中でわかる、『縁』って誰?など)したり、話の整合性をつけるための要素(『縁の薬籠』を虜鬼が持っていなくても儀式ができるよう「呪印」、そんなに簡単には籠女を替えられない「依り代」設定)をつけたり、情報が一箇所集中しないように分散させたり、、、詰め込みすぎましたね。

後、やってみてわかったのですが、この内容だとクライマックスフェイズでPC同士「お互い」では戦わないですね。虜鬼が途中で脱落したりするのはバランス上の仕様ですが、それにしてもカタルシスを感じにくい終わり方なのは反省点です。

では、クライマックスからエンディング。

虜鬼(ロキ)と名乗った渡来人が「籠籠歌」を開始し、『縁の薬籠』の中から籠女が這い出してきます。
「か~ごめ、か~ご~め」
わらべ歌の呪文によって和沙乃へと近づいていく籠女。
霧骸は和沙乃に刃を向け、金雀子も『縁の薬籠』の力が失われるならと「黄昏世」のために同調します。
雪羅は儀式の邪魔をする他の忍びを打ち倒そうとしますが、そこで虜鬼が笑顔で言い放ちます。
「君の手で、奥さんに引導を渡してあげるべきじゃないのかい」
狂乱の苦しみ、絶望という破滅こそが楽しみな虜鬼は、雪羅が呪文を唱えるのを見て、笑いながらこの場を立ち去り脱落します。
儀式の完成を阻止できないとわかった金雀子は、「雲雀」と呼びかけながら籠女を抱きしめ、雪羅とともに呪文を唱えるのでした…。

◆桐咲霧骸
「時環」の破壊はもちろん金咬尾の復活も止められなかった霧骸ですが、それでも創作意欲が沸いてきたようで、次の小説の執筆に取り掛かるのでした。

金雀子が協力した時点でGMは和沙乃死亡エンドを有力視していました。
実際、霧骸の最初の攻撃が虜鬼ではなく和沙乃だったら、エンディングは変わっていたと思いますよ。
【使命】達成のためにあまり悩まなかったのが、GMとしてはちょっと残念です(笑)

◆床葉無太郎
力を失った『籠獄』を斜歯に持ち帰った無太郎は力尽きます。
ユーニスはその中に新たな籠女がいる事がわかると、復活した金咬尾「次」の無太郎を起こすよう部下に命じるのでした。

状況と交渉次第では雪羅の協力が得られるよう作ってはありますが、情報量がありすぎてそれどころではなかったですね(汗)
上記でも書いていますが、一番割りをくわせました。

◆十六夜雪羅
子供が死産となった和沙乃は一時的に狂乱しますが、雪羅の愛(お互いに愛情を取っている)によって意識を取り戻した後は正気に戻ります。
しかしそれは、『籠女』の存在と雪羅のしたことを知るまででしかないかもしれません。

↑とは書いていますが、問題なく【使命】達成です。
和沙乃の願いと命のどちらを選ぶか、GM的には葛藤が心の内ででもされていればしてやったりです。
ただ、それがセッション中に演出されないと、他のPC(特に今回は無太郎)がコミュニケーションの材料を得られないので、できれば適当に悩んでいる演出が欲しかったかなと。

◆佳倉金雀子
金咬尾復活に手を貸した金雀子は公安隠密局に追われ、しかし彼女は悠然とビルの屋上から飛び降ります。
実は彼女は子供を亡くしたとき、自らその命を絶っていたのです。
子供を平穏な死後の世界へ送り、金雀子もその怨讐を晴らし、あとには娘を模った人形だけが残るのでした。

雪羅とは反対に、葛藤を表に出してたけれどPCは誰も説得・交渉してくれなかった金雀子。
誘惑していた虜鬼になびいて欲しかったですが、応じるポイントが足りなかったですかね。
PLの希望を通しましたが、GMとしては【使命】達成といえるだけ悩み迷ってもらったと思います。


以上、ありがとうございました。


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コメント
この記事へのコメント
Ver.1
以下は、ブラッシュアップ前のシナリオです。
これを妊娠中の妻相手にセッションして怒られました(笑)


■トレーラー
比良坂機関の呪療士集団『縁』。
彼らが背負う大きな薬籠は、あらゆる傷病を吸い取ると言われている。
古びた籠に新たな力を吹き込もうと『縁』の一人が動き出す。
「籠」を巡って忍び達の想いが交錯したとき、わらべ歌が響きわたる。

これは、悲しい赤子の物語。


■PC1
○使命
あなたは、比良坂機関の呪術組織『縁』の調査をしている。
『縁』の一人が忍務を離れて行動しているのを知り、あなたは目的を達成させるため動き出した。
あなたの【使命】は《プライズ『縁の薬籠』を手に入れる》ことだ。
(推奨:自由)
○秘密
プライズ『縁の薬籠』の中には、死産したあなたの肉親(娘・姉・妹など)が『籠女』となって囚われている。
あなたの【本当の使命】は《『籠女』を救う》ことだ。
あなたの名前には、彼女に名付けられるはずだった文字が使われている。
(自由に設定してよい)
『かごめうた』第一節/「かごめかごめ」

■PC2
○使命
あなたは比良坂機関より、『縁』が行う儀式魔術『かごめうた』を補佐するよう言い渡された。
あなたの【使命】は《『縁』の手助けをする》である。
(推奨:比良坂機関)
○秘密
実はあなたは和沙乃の近親者(夫・肉親など)だ。
あなたは、儀式魔術『かごめうた』が和沙乃に対して執り行われることを探り出した。
儀式魔術『かごめうた』は、儀式中に合計6ラウンド、誰かが自分の手番で攻撃を行う代わりに呪文を唱える事で完成する。
あなたの【本当の使命】は《和沙乃を守る》ことである。
『かごめうた』第二節/「かごのなかのとりは」

■PC3
○使命
あなたは「隠れ里」に棲んでいる。
「隠れ里」には、和沙乃が出産のために滞在している。
あなたの【使命】は《和沙乃の出産を助ける》ことだ。
「隠れ里」の効果により、和沙乃の【居場所】を知らないキャラクターは、PC3の承諾がないとドラマシーンに和沙乃を登場させられない。
(推奨:隠忍の血統)
○秘密
和沙乃のお腹の子供には、数多くの御霊(怨霊や邪霊)が宿っている。
あなたの【本当の使命】は《御霊を復活させる》こどだ。
御霊たちは子供の誕生とともに復活する。
和沙乃は復活の影響で「死亡」してしまうだろうが、子供さえ生まれればどうでもいい。
『かごめうた』第三節/「いついつでやる」

■PC4
近頃、世にはびこる邪まな妖気が薄れている。
調べたところ、『依巫(よりまし)』が関係しているらしい。
あなたは上役より、【使命】として《『依巫』を探し出す》よう、調査忍務を命じられた。
(推奨:鞍馬神流)
○秘密
『依巫(よりまし)』とは、霊魂や異界の化身を身体に宿して操る能力である。
しかし、この『依巫』は周囲の怨霊や邪霊を呼び寄せているようで、非常に危険な存在だ。
あなたの【本当の使命】は《災厄が起こらないうちに『依巫』の力を消滅させる》ことである。
『かごめうた』第四節/「よあけのばんに」

■和沙乃
○使命
あなたはハグレモノの忍者であり、子供を身籠っている。すでに臨月に入っており、そろそろ出産しそうである。
あなたの【使命】は《子供を出産する》ことだ。
3日後(3サイクル後)に出産する。
クライマックスフェイズでは、高速で移動することができず、一般人と同じ(プロット値0、ファンブル値2、予測値)になる。
攻撃を行う代わりに、《身体操術》判定に合計7回成功すると子供が生まれる。
○秘密
検査により、女児が生まれると知っている。
どんな子供が生まれるのか、どう成長していくのか、今からとても楽しみだ。
あなたは、愛しい我が子の名前をPC2に付けてもらうつもりでいる。
クライマックスフェイズで、出産前に【生命力】が0点になると、あなたとお腹の子供は「死亡」してしまう。
『かごめうた』第五節/「つるつるつっぺつた」

■縁
○使命
あなたは『縁』と呼ばれる比良坂機関の呪療士だ。
プライズ『縁の薬籠』を所持しているが、酷使によりその能力が低下してきている。
あなたは、プライズ『縁の薬籠』の力を回復させるため、儀式魔術『かごめうた』を執り行うことにした。
あなたの【使命】は《儀式魔術『かごめうた』を完成させる》である。
○秘密
和沙乃のお腹の子供は『依巫(よりまし)』という力を持っている。
あなたは、儀式魔術『かごめうた』を使って、この『依巫』の力を手に入れようとしている。
儀式が完成すると『依巫』の力が発現して、異界の「門」が開かれる。
あなたが儀式を完成させた(「脱落」・「死亡」していない)場合、あなたは『依巫』と融合する。
『かごめうた』第六節/「なべのなべのそこぬけ」

■籠女
○使命
儀式魔術『かごめうた』とは、生まれる直前の女児を『籠女』と取り替え、新たな『籠女』にする呪術である。
本来、取り替わった『籠女』は水子となって、生まれることなく死んでしまう。
しかし、『縁』が儀式魔術『かごめうた』を完成させれば、和沙乃を生贄にして、あなたはこの世に生まれ出ることができる。
あなたの協力により、儀式魔術『かごめうた』の間だけ、『縁』はプライズ『縁の薬籠』を、持ち主が誰であっても同様に使用できる。
○秘密
痛みや苦しみが身体を蝕む。
籠の中は孤独で、何もない。
生まれなかったあなたは、生きることも、死ぬこともない。
ここから出たい。
生きてでも、死んででも、ここから出たい。
あなたは自分の名前が欲しい。
名前を呼んでくれる相手が欲しい。

■縁の薬籠
○効果
このプライズは、持ち主が自分の手番(行為判定もしくは攻撃)を行う代わりに使用する。
持ち主は、その場にいるキャラクター1人の「1D6からセッション中に持ち主がプライズを使用した回数を引いた値(最低0)の【生命力】」と「変調のすべて」を回復させることができる。
また、持ち主はプライズの【秘密】も知ることができる。
○秘密
このプライズは、生まれる前の女児を異界に幽閉し、生命の傷を吸わせる呪具である。
囚われた女児は『籠女』となって、他人の怪我や病を糧にして成長する。
この【秘密】を知っているキャラクターは、いつでも『籠女』のハンドアウトを公開できる。
「籠を開けると、中には深く細い井戸のような穴が続いていた。遥かに見える暗い底には、やせ細ってみすぼらしい白髪の老婆がうずくまっている。幼女が着るような市松模様の着物姿で、枯れて皺だらけの顔には乾ききった涙の跡が見えた」
2012/09/04(火) 01:30:24 | URL | 霧賀 #13YdDpSE[ 編集]
遅くなりましたが
感想が大変遅くなってしまってすみません。楽しいセッション、どうもありがとうございましたー!

霧賀GMお得意の、悩みに悩ませるシナリオにどっぷりはまり込んで、それはもう悩みぬかせていただいちゃいました。
ご一緒したPL様方には、いつまでも結論が出ないわ結論が二転三転するわで、たくさんご迷惑をかけてしまって申し訳ありませんでしたが…

ただ、長考に入ってしまった理由の一つは、ハンドアウトと秘密の情報量が多すぎて途中で完全にパンクしていて、思考が止まりひどい勘違いや考え落としをしてしまったのはあると思います…
クライマックスの最後の日和も、本当に完全に頭が止まり心が折れてしまっていて、回想シーンのダメージ上昇と言う方法を教えてもらっても、すぐに立ち直れなかったのです…今は、最後まで足掻いておけば良かったあああ!って思っているのですがorz
全部のハンドアウトを一度に並べてみて「ああ!」って納得できるようになりましたけど、セッション中に自分の見えるところからつなげていくのは本当にきつかったです…(私の頭のせいも大きいでしょうが、他の方も質問タイムを取っていたので、私だけではない、と自分に言い訳をしています^^;)
PLはPCの視点にどうしても縛られるので、情報はなるたけシンプルに、少ないくらいの方がいいのかもですね…
個人的には、秘密に散見される『個人の感情』の表記は削ったほうがいいのかもなと思います。その分は、演出とPLの想像力で補うってことで!^^
是非とも、情報を整理したver.3をお作りくださいませ♪

あと少し残念だったのは、PC同士の交渉…と言うか「交渉する」というロールプレイをあまり楽しむことが出来なかったことですかね。
私も、ガチの交渉ごとは苦手なので人のことは言えませんが、せっかくのシノビガミですからPLとPCをしっかりと切り離した上での、あまり良い言い方ではないかもですが「交渉ごっこ」を楽しみたかったなあと思います。
それを思うと、うちのサークルには向いてないシステムなのかもですね、シノビガミ…

ちなみに金雀子さんが実は死んでました、と言うエンディングは、セッション中にふと思いついたことでした。
この、全員が幸せになることが出来ない悲しい物語の、最後を締めるにはそれっぽい演出にはなったかな、と自画自賛をしてみますw

長文になってしまいましたが、最後にゲーム的なことを一つ。
戦闘乱入ができるのは最初だけという処理でやってましたけど、実は毎ラウンドのプロット公開前に乱入できるみたいです。(怪のp220)リプレイでも時々途中から乱入してますね。
それなら、2サイクル目最初のハムちゃんVS雪羅の籠争奪戦に、漁夫の利できたかもなあ…とか思う腹黒やつぎでしたw
2012/09/20(木) 21:44:50 | URL | やつぎ #4WjdlhNo[ 編集]
追記
すみません、さらに一点…

ロキたんはあまりに嫌な奴すぎて(超ほめ言葉)、ロキの得になる行動と言うのを一番最初に選択肢から除外してましたw
トリックスターな悪役を演じさせたら、霧賀さんの右に出るものはいないと思います!

ただ、シノビガミはPC同士でも騙し合いをするので、NPCにトリックスターを持ってきちゃうとややこしくなりすぎる感じがありますね^^; シノビガミよりマギカロギア向きなNPCだな~、なんて思いましたw

雪羅が「彼女を守りたいんだ!」って交渉をしてくれれば、また話は違ったのですけどね…
2012/09/20(木) 22:04:35 | URL | やつぎ #-[ 編集]
コメントありがとうございます!
>やつぎさん
あ、本当だ。各ラウンドで乱入できますね^^;
今回ロキがトリックスターな動きをとっていたのは、積極的に行動するとバランスが崩れるというのが大きな要因でした。
そういう意味ではあの立場をPCにふってしまえば、もっとスッキリするのですが。
悪役ってプレイヤーがあんまり悩まないのですよね~。

金雀子さんのエンディングは、かなり楽しませて頂きました^^
設定やオープニングとも絶妙にリンクしていて、最初から考えられていたのかと思っていましたよ。

シナリオ意見はありがたくVer.3の参考にさせて頂きます。
ともあれ、ありがとうございました!
2012/09/26(水) 16:01:47 | URL | 霧賀 #-[ 編集]
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