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ソードワールド・シナリオ“キノコ狩り”結果報告
アレクラスト大陸の西方に位置する都市国家の一つ、芸術都市ベルダイン。その下町で、また今年も大衆食堂対抗料理コンテストが開かれる。貴族主催のお上品なコンテストではなく、協賛も零細食堂の組合だけの地味な催しだが、賄賂や政治取引とは縁が無く料理の腕だけがモノを言うコンテストだ。しかし、参加するだけでも宣伝効果はあるが、入賞したとなればその宣伝効果は馬鹿にならないこのコンテストの事、そうは言っても駆け引きくらいは存在する。
毎年優勝候補に上がるのが、旧市街のアメフラシ亭、新市街の太陽食堂のふたつだ。毎年しのぎを削りあうこの二つの食堂も、今年の優勝を賭けての駆け引きを開始していた。ここ数年は太陽食堂が優勝をさらいつづけているが…

というわけで始まった、ソードワールド持ち回りセッションの1回目でした。
参加者の皆様には少しでもお楽しみ頂けたのでしたら幸いですが、いかがでしたでしょうか。
ベルダイン新市街にある冒険者の宿“白い貝殻亭”に集った新米冒険者達を紹介しましょう。

●ポエム(高原秋氏)グラスランナー男32歳
シーフ2/レンジャー1
親から離れてまださほど経ってないはずの、陽気なグラスランナーの男の子。でもシーフギルドへ情報収集に行くなどやることはやる。今回は戦闘でダイス目に狙われつづけ、HP的に綱渡りを繰り広げてGMの肝を冷やしまくった(笑)。今後は有り余る精神力(29!)をどうにか利用できないか検討中?。誰か言ってたけどバード技能を取ると高い精神力ボーナスも活用できるかもしれないなあ。

●ブレード(神牙氏)人間男27歳(産まれ:呪術師)
シャーマン1/ファイター1/セージ1
人間換算年齢では、今回のPC中で実は一番歳とってると噂のシャーマン。でも産まれ表で振った戦士の能力が今回一番活躍しちゃったっぽいね(汗)。経験値の問題で今回はまだシャーマン技能のレベルは1。今回の経験値で成長すればシェイドが撃てるようになるはずだから、もっと活躍の幅が広がるはずだね。

●ニサ(POME女史)人間男15歳(産まれ:魔術師)
レンジャー1/プリースト(ラーダ)1/ソーサラー1/セージ1
当初の想定は11歳だったこともあり、まだ幼さが残るイメージのプリースト。今回は副技能として取ったレンジャー技能で弓を撃ちまくる展開に。産まれ表で振ったソーサラー技能は、今は装備の都合で死に技能だけど、今後のシーンで隠し技として活きてくる可能性もあるかもしれないねえ。

●ラピス(あかつきやつぎ女史)ハーフエルフ女15歳(産まれ:盗賊)
ファイター2/シーフ1
今回ポエムと並んで二人しか居なかった冒険者レベル2のPCで、活発な印象のハーフエルフの女の子。ディアルトとは兄妹。両親は人間であり彼女は先祖返りなのだ。兄ちゃんとは拳でスキンシップ。仲いいな~(笑)。見せ場の戦闘で今回はダイス目の運に翻弄され、回避するけどなかなか当たらない状況に苦しむことに。ゴメン、GMやっててこんなにダイス目が良かったことはこれまでにも無かったくらいだヨ…orz

●ディアルト(法条大地氏)人間男17歳
ソーサラー1/セージ1/シャーマン1
落ちついた様子の青年ソーサラー。一見性格悪くて触れたら切れそうな冷笑の似合う陰険生徒会長だけど実は頭の回転の速さが邪魔をしてストレートに感情表現できないだけのシャイでリリカルな一面も隠し持っちゃったりするナイスな男の子。という風味でした(笑)身内のラピスにだけは気を許してて、他人には見せない表情も垣間見せるような感じ。イメージ的にはCLAMP作品とかに出てくる目が切れ長なイケメンキャラにいそうな~。

●バズレイ(NPC/T381使用予定)ドワーフ男58歳
ファイター1/プリースト1(チャザ)
スキンヘッドのいかついドワーフ。人間年齢にして29歳。実は一番年かさ(笑)

【・シーン1】
白い貝殻亭で仕事にあぶれていたパーティーは、下町の大衆食堂である太陽食堂からの、食材調達の依頼を受けることになった。一週間後に迫った下町大衆料理店対抗の料理コンテストのためだが、気になるのはわざわざ冒険者を雇う理由。去年お手伝いさんが食材調達のお使い中に野盗に襲われたので念のためという事だった。だが、うわさでは対抗勢力の誰かに妨害された結果ではないかといわれていた為、ポエムがシーフギルドで裏を取って見ることに。結果、ギルドの見解では対抗勢力はシロ。一方、一番の対抗相手である旧市街のアメフラシ亭へ偵察に行ったニサとラピスはアメフラシ亭も太陽食堂と同じ食材を使った料理を作ろうとしていることを聞きつける。噂ではアメフラシ亭は既に冒険者を食材調達に雇ったという。屋や不穏な雰囲気だ。おまけ情報としてアメフラシ亭の主の息子は誰か恋人が居るらしいとも聞いた。
ちなみに依頼を受けた後、バズレイは白い貝殻亭に戻ってどっしり構え。ブレードは太陽食堂で皿洗いのバイト。ディアルトは夕食をアメフラシ亭の定食で取っていた。
【・シーン2】
目指す食材はいくつかの種類のキノコ。素人には見極めが難しいことから、太陽食堂からは看板娘でもある姉妹、シルビアとレイチェルがついてきていた。歩きつづけて二日目の夕方に目指す村、トリコロムへ到着。しかしそこで一向は恐れていた事態に直面した。仕入れる予定だったキノコは先に何物かによってすべて買い占められていたのだ。栽培元では、次の収穫にはあと半月かかるという。しかし、栽培元の孫であり冒険者にあこがれる少年フランクから、天然の良質なキノコが生える場所が山中にあることを伝えられる。モンスターが出るかもしれないという話であったが、一向はキノコ狩りに入山することを決める。反対したのは栽培元の爺さんと、レイチェルだった。パーティーの一行はレイチェルの様子にやや不審を覚えた。
【・シーン3】
翌日、フランクを道案内に、シルビアのみを連れた一行は山へと向かった。レイチェルは栽培元の爺さんの所へ残して行くことになった。フランクに寄れば、目的の場所である狼岩へたどり着くには三つのルートがある。尾根伝いに登り、狼岩の上からアプローチするAコース。はじめは沢を登り、途中から中腹に登り危険な場所をまいてアプローチするBコース。沢を登りまっすぐ真下から狼岩へアプローチするCコースだ。Aは見通しが良くモンスターの襲撃を受けにくい安全なコースだが時間がかかるのが欠点だ。Cコースは最も距離が短く短時間で行けるコースだが、見とおしが利かず足場も悪い狭隘な沢をたどるため落石やモンスターの襲撃の危険が高いコース。Bはその中間だ。一行は時間を最優先としてCコースを選択。案の定、狼岩近くにて数匹のゴブリンどもに包囲されてしまう。地形的な不利を蒙った状況からの戦闘は思いのほか長引き、3匹のゴブリンと1匹のゴブリンシャーマンを倒したとき、一行は相当疲弊していた。プレイヤーも疲れた(笑)。狼岩の周囲には、求めるキノコが沢山生えており、一行は最も良い品質の物を選んで籠に詰めて下山することが出来た。
【・シーン4】
その夜が更け、夜明け前ごろに異変は起こった。気がついた誰かが窓の外をうかがうと、小さな人影?が村の建物に火をつけて回っているではないか。昼間山で撃ちもらしたゴブリンだ。
一大事に皆が飛び出す中、ディアルトとバズレイだけは宿に残っていたが、ゴブリンの襲撃が冒険者達が山を荒らした報復であるとする宿の主の非難に、火災を消しゴブリンを始末する為に外へ出ざるを得なくなる。しかしディアルトは魔法で姿を消してなおもレイチェルの行動を見張り、ついに彼女がせっかく獲ったキノコを焼き捨てようとする現場を押さえる事に成功した。姿を現したディアルトに、言葉も無くキノコの包みを取り落とすレイチェル。想像通り、アメフラシ亭をコンテストで勝たせる為であることを彼女は否定しなかった。とりあえず思わぬところに潜んでいた依頼失敗の危機は回避された。またキノコの栽培元の爺さんと少年が冒険者達を擁護し、山のゴブリンも掃討された事を村人に訴えてくれた為、村の冒険者へ対する態度も軟化したのだった。
【シーン・5】
しかし、帰り道、一行の空気はどんより重かった。最後の野営地でもシルビアはレイチェルを徹底的に冷たくあしらい、レイチェルは沈みきった表情で何も言わず地面だけを見つめている状態だ。冒険者達に気を使い、レイチェルを無視しつつもものすごく気にしつづけているシルビアに、ブレードはあんまし気にしなくてもいいと伝えた。シルビアはそれで少し踏ん切りがついたようだ。キノコを焼こうとしたのを見つかった時からずっと落ちこんで思考停止しているレイチェルにディアルトが発破をかけ、少し瞳に光が戻ったのも見て、シルビアは妹に冒険者達にきちんと謝るように言った。本当は自分で気づいて欲しかったのだけど、それは自分のわがままなのだろうから。そして、いつも良い子で通してきて悪いことをした事も見つかった事もなく、こう言う時にどうすれば良いか分からなかったレイチェルも、裏切ってしまった冒険者達にやっと謝罪することができたのだった。涙ながらに。
【シーン・6】
冒険者達の働きで特級品のキノコを手に入れることが出来た太陽食堂は、今年も料理コンテストに優勝することが出来た。旧知の仲であるらしい太陽食堂の主アイザックとアメフラシ亭の主カールが仲良く喧嘩している傍ら、落ちこんでいるアメフラシ亭の息子ダグラスとそれを励ましているレイチェルも見える。ラピスからカールはダグラスとレイチェルの事を知ってるのかと尋ねられたシルビアは言った。「まあね…でもほら、直接言ってくるまではって、知らん振りしてるみたいよ。ダグラスもへたれねえ。気合だけで当たってみるくらいすれば良いのに。別に料理勝負で勝てば結婚を許すとか父ちゃんが決めたわけじゃないのにさ」
ポエムとバズレイとニサは料理コンテストで作られた料理に舌鼓を打っていた。ブレードはコンテストの為留守になった太陽食堂で、こちらへ来てしまった客の対応を引き受けていたが、いまいち客の受けは悪かったようだ。まあ良い経験にはなったようだが。そしてディアルトは、祭り騒ぎも終わった夕方アメフラシ亭でB定食を食べていた。こうつぶやいたのを誰かが聞いたとか聞かないとか。「うん、やっぱり魚料理が好きだなあ♪」

文:T381
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