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シノビガミセッション「薄紅の夏の夢」
8月の定例会は、私こと緋月がGMで、シノビガミのセッションを行いました。
シノビガミは使命と秘密こそがシナリオの全てであると思いますので、まずはご参加いただいた3名のPCと、そして登場したNPCたちの使命・秘密をご覧いただきたいと思います。


PC1:霧隠 疾風(きりがくれ はやて) / PL:神牙さん
   流派:隠忍の血統 年齢:17歳 性別:男性
   表の顔: 高校生 信念:情 
 使命 あなたは二人の少女から告白された。
    あなたの【使命】は「愛すべき相手を見つけ、その相手と互いに愛情の【感情】を結ぶ」ことである。
 秘密 あなたはいつからか、ふわりと濃密な甘い香りが漂うことにふと気付くことがあるようになった。
    あなたは、一度だけ任意の二者(自分を含んでも良い)の間の【感情】を好きな属性に変えることができる
    プライズ「紅香(くれないこう)」を持っている。
風の妖魔の血を引く隠忍の血統の少年。とはいえ現状忍びの世に深く関わることも深く考えることもなく、ごく普通の高校に通い青春を謳歌している。通称「ギャルゲー」。

PC2:十六夜 雪羅(いざよい せつら) / PL:しましまさん
   流派:鞍馬神流 年齢:17歳 性別:男性
   表の顔:高校生 信念:和
 使命 妖魔「薄紅(うすくれない)」を倒す。
 秘密 あなたは、高校で出会った少女、松山知香に恋している。
鞍馬につらなる十六夜家の傍流に生まれ、忍術を身につけたものの忍びの世界に関わることを厭う少年。通う高校に妖魔が復活したことが判明したため与えられた忍務を、嫌々ながら引き受けたのだが…
 
PC3:床葉 無太郎(とこば むたろう) / PL:T381さん
   流派:斜歯忍軍 年齢:1歳 性別:オス
   表の顔:高校生 信念:情
 使命 プライズ「紅香」を手に入れる。
 秘密 あなたは決して実らぬ恋に心を焦がしている。
    あなたの【本当の使命】は「あなたの恋を成就させる方法を手に入れる」ことである。
暑苦しい、と言う形容がぴったりな番長。の頭がウイーンと開くと、そこに現れるのは1匹のちまいハムスター。斜歯忍軍・カタシロ組の恐るべき科学力が生み出した、アタッチメント(=番長部分)を変えることでどこへでも潜入可能な万能決戦兵器の試作機である。首魁の娘・床葉ユーニスに心酔しているが、ハムスターゆえの短い寿命が迫りくることが、その小さな胸を苛んでいる。


こんなPCたちが巻き込まれるのは、夏の花の化身である妖魔「薄紅」にまつわる、夢のように過ぎ去るひと夏の間の短い恋物語。
雪羅と無太郎はそれぞれ本家の長老や愛するユーニスからそれぞれの忍務を与えられ、疾風は期末テストの終わりに2人の少女から告白を受ける。そんなところから物語は始まります。
PCたちの運命に関わってくる少女たちの使命と秘密はこちら。


NPCA:早乙女 茜  三つ編みめがねの文学少女系真面目っ娘。
 使命 PC1とラブラブになる。
 秘密 あなたは斜歯忍軍指矩班のくのいちであり、自分の目の前で使用されたプライズの効果をコピーすることの
    できるプライズ「指矩(さしがね)の秘術」を持っている。
    あなたの【本当の使命】は「プライズ「紅香」の効果を自分の目で見る」ことである。

NPCB:馬場 美和子  明るいクラスの人気者。通称バービー。
 使命 PC1とラブラブになる。
 秘密 知香が、実はPC1を好きなことを知っている。

NPCC:松山 知香  隣のクラスのおとなしい女の子。美和子の告白に付き添ってきた。
 使命 親友である美和子の【使命】を達成する手助けをする。
 秘密 あなたは妖魔「薄紅」である。馬場美和子はあなたの分身であり、自分に愛情の【感情】を持つ
    相手の精気を吸い取りあなたに捧げる能力を持つ。
    あなたの能力を完全なものにするためにはPC1の精気が必要だが、あなたはPC1を心の底から愛して
    しまった。

プライズ:紅香
    ふわりと甘く香る、濃密な夏の花の香り。妖魔「薄紅」の残り香である。
 秘密 薄紅は愛情なくして生きることのできない存在である。愛情を必要としながら愛情を利用する自身の存在
    そのものに心を痛めながら、夏のみの短い生を繰り返し続けている。
    薄紅の死亡条件は「誰も自分とその眷属に愛情の【感情】を持たない」ことである。
    薄紅、もしくはその眷族に愛情を持つ者がいると、【生命力】を0にしてもかりそめの死しか与えることが
    できず、また来年の夏に復活する。


さて、実際のセッションはと言いますと、少女たちの様々なアプローチの結果PC1・疾風はNPCBこと美和子を「愛すべき相手」として見出し、愛情を結びます。結果「薄紅」の能力──夏ごとに数を増し、周辺の環境を魔界化していくというもの──が甦ることになりました。
一方、実は倒すべき妖魔であった薄紅に恋をしていたPC2・雪羅は、クライマックス前の彼女の誘いを振り切り、滅ぼせないとは知りつつもPC3・無太郎と共に妖魔たち──そして彼女らを守る疾風に剣を向けます。
結果、妖魔たちは追っ手を撃退し、来年の夏へと繋ぐ種を蒔いてひと夏の短い生を終えるのでした。
「また次の夏に、会いましょう」その言葉と口付けの感触を残して。

雪羅は妖魔と隠忍への憎しみに心を燃やし、長老の狙い通りに暗い忍びの道を歩み始めます。
そして無太郎は、自分の求める「延命」につながるかもしれない妖魔のデータを、ユーニスの元に持ち帰ることに成功したのでした。


GMもPLもまだシノビガミに不慣れで手探り状態で進んだ結果、PLの手数がやや足りず、秘密が出きって物語の全体像が判明する前に、シナリオの趨勢を決めるプライズが使われた感じになってしまいました。
もともとプライズの奪い合いや妖魔を滅ぼすか否か、等様々な形で対立も起こりうることを意図して汲んだシナリオだったのですが、特にPC2・雪羅君の使命がクライマックス前の段階で詰んだ形になってしまって、一番割りを食わせてしまいました。色々こねくり返して考えていただけたら、手段もあるようシナリオでは想定していたのですが…
また、PC3・ハムちゃんこと無太郎の秘密は、実はT381さんに「お好きに設定してください、お任せします~」と無茶ぶりしたものでした^^; まさかそれで、あんなキャラが出てくることになるとは……脱帽です。【本当の使命】については「紅香」かそのコピーを手に入れれば良し、と言うのがもともとの想定だったのですが、PLさんの考えてくれた設定はGMの予想をはるかに上回る、そしてそれがゆえに今回のシナリオでは対応できないものでしたので、NPCA・茜との取引やEDの演出で、達成と扱わせて頂きました。ちょっと苦しかったですが、ご勘弁くださいませ。


説明不足の点や好みに走りすぎた点など、至らないところの多いGMですみませんでしたが、シナリオ「薄紅の夏の夢」、お楽しみいただけましたでしょうか。
私は大変楽しくマスタリングさせていただきましたので、ご参加いただきましたPL様方に御礼申し上げたいと思います。
さて、最後に一つ。

PC1の使命の中にある「愛すべき相手」。
これはハンドアウトで指定していませんから、もちろんPLである神牙さんに決めていただくものです。
そして、GMである私緋月は「彼女が「愛すべき人」で良いですね?」と確認し、その問いにはっきりyesと返答いただいたため、使命は達成といたしました。

でもね、一つだけ。
女性である緋月には、ちょっとだけ腑に落ちない選択だったということだけ、感想として述べさせてください。

今回、この使命に関しては、NPCの設定はアンフェアなものだったのはわざとです(まあ、TRPGで何も理由なくPCがハーレムになるわけなんてないですよね?^^;)
NPCA・茜とNPCB・美和子は、完全に打算でPC1に言い寄っています。それは秘密を見ていただけば当然わかるかと思います。
そして本当にPC1のことが好きなNPCC・知香は敵のボス。愛情を結べば妖魔は倒せなくなり、PC2の使命が達成できなくなります(まあそれは、美和子を選んでも全く同じなんですが)。
実はこの状況をPC対立にせずに解決する一番の方法は「PCを選ぶ、または自分でエキストラを設定しその子を選択する」と言う手段かなーとGMは想定していたりしましたが、まあそれは別の話。

PLの神牙さんは、美和子を選んだ理由を「美和子はシーンに出てきてくれたけど、知香はアプローチかけてくれなかったから」と言ってましたが…
はたして、「打算があるがゆえにアプローチをかけてくる子」と「本当に好きだから、何も言えない子」、自分にとって得がたい存在であるのはどちらでしょうか?
美和子は、PC1の愛情を「感情操作」で無理やりもぎ取ろうとシーンに出てきたけど、先に自分からプライズを使ってくれたので、そのままクライマックスでも味方につけようと偽りの愛情を演じ続けていました。あのエンディングを経過すれば、来年の夏にも自分たちの守り手を得られるとしっかり計算しています。──愛の言葉は、思っていなくてもささやくことが出来るのですよ。
また、相手の出方を待つばかりで、自分からはプライズを使う以外何も行っていないあたりも、ギャルゲーの主人公なら良いけど、より現実に近い進行をするTRPGではいかがなものか……
いずれにせよ、シナリオに精一杯織り込んだ「女心」は、結局わかってもらえなかったのだなあと言う事だけが、今回残念でならないことでした。

なーんてことをちらりと思ったと言うことだけ、こっそりと付け加えさせていただきます。
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コメント
この記事へのコメント
お疲れ様~
GM、PLの皆様お疲れ様でした。
おかげ様でセッションを堪能できました。

PC2:十六夜 雪羅(いざよい せつら)

今回は完全にワリを食わせた形になってしまって申し訳なかったなぁ、と思います。
疾風とは良き悪友だっただけになおさら。
次回セッションがある場合は、「強敵」と書いて「とも」と呼ぶ、そんな関係になれればいいな、とも思ったり。

PC3:床葉 無太郎(とこば むたろう)

ハムスターの設定で全て持っていかれたような気分です、いや、ほんと。
この辺の匙加減は流石T381さんだなぁ、とセッション中も感心しておりました。

ちなみに、PCを選択は個人的に無理でした(笑)。あと、エキストラについてですが、その発想がそもそもなく、帰宅途中にしましまさん、T381さんに同じようなことを言われて「おぉう、言われてみればその通りだ」と思ったほどでしたので・・・。

で、NPCズの美和子と知香の件ですが、申し訳ない、PLが完全に勘違いしていました。
いや、バービーは知香の分身なれど、本気で疾風に恋してる、と。
双方の秘密を見たときも、知香が疾風に対して恋してるというのはバービーも分身という立場上よくわかってるが、その立場を超えて疾風を愛してしまった、とみてしまい、打算で来てるという風には考えてませんでした。
なので、バービーの愛を受け入れようとPL・PCともに決めたわけです。
今回、緋月さんのセッション記録を読んで、「バービー打算で来てたんだ」と初めてわかった次第。読みが浅いにも程があるって感じですが。
セッション中は上記のように感じており、双方同じ感情を疾風にもってるなら、積極的に来る方だよなぁ、とバービーに愛情をとりました。
今回はPLの完全なる思い違いということになると思います。

あと、シノビガミのルールの性質上、情報収集に目が行き過ぎて、周囲(PC、NPCともに)との関係を作り上げようという部分まで行かなかったのも要因の1つかな、と思います。
多分、アリアンやNOVA等のターン制限みたいな物を考えなくていいシステムなら、NPCとの絡みをやった上で、どちらかに「紅香」を使用していたのを決定していたのではなかろうかと。
どちらにせよ、言い訳にしかならないんですけどね。

ここら辺のことを反省し、次回に生かせればいいなと思います。

みなさん、本当にお疲れ様でした。
2012/08/09(木) 19:55:20 | URL | 神牙 #RFphBmaY[ 編集]
まあ、なんといいますか
>神牙さん

ひとまず一言だけ。
女性は怖いですから、ゲームの中ではともかく現実では気をつけてくださいねっw
2012/08/13(月) 21:08:38 | URL | やつ #-[ 編集]
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