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迷宮キングダムキャンペーン1
2013.03.02.
 お久しぶりの法条です。
 今回から予定三回でまよキンキャンペーンを始めることになりましたが、その一回目です。

 物語は呪物に支配された歴史を持つ階域にある『魔階ミラノ公国』が舞台。
 先代王の治世の続くこの国は先だってドラゴンに襲われ、急速に国力を落としたばかりだった。王子として育てられたルジェロは、父王とともにこのドラゴン退治に加わり、打ち倒すことに成功する。その物語はのちに語られるべく演劇としてまとめられているところだった。
 寿ぎ屋でもあるマローネを中心にランドメイカー候補たちが集まっていたところに、王からの呼び出し。
 集った王宮では、隣国である古代幻想王国からの客人があった。
 そこにいたのは王の孫である姫リリルラ。彼女曰く、王は迷宮病に侵され国は混乱の極みにあるという。これをきいた王コローレ5世は少なくなったランドメイカーを率いて討伐へと向かった。

 だが、王は戻らず、連れて行った配下が相討ちとなって倒れたことを報告する。
 それを聞いた王子ルジェロは、王族が次ぐべき魔剣『アンジェリカ』を回収すべく、候補たちだった仲間をランドメイカーとして引き連れ配下とともに古代幻想王国へと進軍した・・・。


 大まかに書けばこんな感じの話でしょうか。
 しかし、なんといっても初回から王子が死ぬまで行くことは想定外でした。しかし、これもダイスの神のおぼしめし。今後はこれを生かしての物語を作っていきたいですね。
 あとはマローネとリリルラの関係が結構いい雰囲気にできたかなぁとか思ってます。この辺はできるだけ掘り下げたいと思います。

 ほかにも細々としたことはありますが、取り急ぎ記録だけ。
 ご意見等ありましたら随時お願いします。
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鬼哭
2012.12.08.

 12月の定例会は法条のRLでN◎VAでした。
 参加していただいた三人のPLには感謝をいたします。特に初めて参加していただいたレオスケさんには色々と大変だったかと思いつつ、楽しませていただきました。本当にありがとうございました。

 物語はロックスターを夢見る少女、ジュン。彼女の歌声に価値を見出したCMEとバーグラーレコードによる争奪戦となりました。
 彼女を密に応援するトーキー朝桐ナオトは襲撃されいなくなったジュンを見つけ出そうと駆け回ります。
 そして彼女を守ろうとした千早のクグツ草川コウは家族を人質にとられ、諦観に至りつつも一縷の望みをかけてフェイトである真浪レイモンドに救助を依頼します。
 もちろん襲撃を許した千早はさらに後方処理課からクレア=聖護院を動員してジュンの再確保を目指します。

 災厄の街ならどこにでもある、商品の奪い合い。それに翻弄される人々。
 そこには人情よりも金銭にこそ価値があるニューロエイジの悲哀がいつものように横たわります。

 奪われ、ぶつかり合い、そして取り戻した商品、ジュン。
 そこには忙殺されていったバンドメンバーや一つの許されなかったクグツの想いが深く静かに積み重ねられていくのです。

 真浪さんには渋く、カッコイイフェイトを。
 クレアにはどこか飄々としつつも悲しいクグツを。
 そして朝桐さんには一歩退きながら見守る兄のような存在感を見せていただきました。

 今回の物語のテーマは王道。
 トーキョーN◎VAならではの物語を作りたかったのですが、多少は伝わったなら幸いです。
 草川コウも、その妻子も救う手段はほとんどなかった。
 そういうのがトーキョーN◎VAらしさなのかな、と私は思っています。

 これが正しいN◎VAとはいえないかもしれませんが、何か感じることがありましたら是非コメントいただけると嬉しいです。
test of justice
2012.10.13.

 10月定例会は法条のRLでN◎VAアクト『test of justice』のでした。
 参加していただいた、プレイヤーのお二人にはまずは感謝を。

 物語は、イヌのキャストが所属する組織の代表であるブラックハウンド機動捜査課。その課長である千早冴子が焦点となりました。
 普段はN◎VAの正義の代行者として法の剣を振るう彼らですが、その立場は常に政治的な力に左右されているだろうという想定をしました。その代表者たる千早冴子は、まさにそういう危うい政治バランスの中で機動捜査課を維持しているのだろう、と。
 しかしながら、その冴子であっても人は人。
 過ちも犯すし感情的なミスもある。そういう隙を狙うものたちがたくさんいる中で、犯してはならないミスを冴子は犯してしまいます。40歳を前に、恋人という秘密を奪われた冴子は、その情報を盾に様々な既得権益の譲歩を迫られます。相手は同じハウンド内の警備二課課長である立石。彼が稲垣機関の手ごまであること、そして自身を常に監視していることは知っていましたが、隙を見逃すような相手ではありませんでした。
 結果冴子は、相手の殺害という排除方法を採ります。それが極めてリスクの高い選択であることを承知の上で、冴子は個人的なツテでもあるクロマク、豹堂陣に依頼。陣は≪腹心≫である“闇烏”を派遣して殺害。その後冴子とも協力してこの殺害事件を、本来無関係であるはずの木戸会若頭である久米田に負わせます。
 これですべてが誤魔化せたはずですが、この一連の流れを見ていたものがもう一人。ハウンド隊長である御堂茜でした。彼女は、間接的なルートを通して情報をリークしつつ、自らの特命という形で機動捜査課の隊員でもある結城弥代に指示し捜査をさせます。
 一方、流された情報に罠と知りつつ乗ったのが九条と、そしてそれにほのめかされた美作の二人でした。

 二人は着実な捜査で、今回の事件の裏側に迫ると、殺害の真犯人である“闇烏”とクロマクの陣に迫り、真実を知ります。そして、その真実を武器に課長である千早冴子と対決します。

 冴子は、結城との対話の上で彼の言葉を受け止め、そしてハウンドから退くことを選びます。
 そして機動捜査課を彼に託していったのでした。


 こんなところでしょうか。
 まあなんというかあれこれ穴だらけの話ではあるのですが、『正義』と言う言葉を追求したときに避けられない部分に迫りたいなと思って考えた物語でした。
 美作さんのサポートプレイにはいつも感心させられますが、結城さんの、価値観を冴子とぶつけ合うクライマックスはなかなか見ごたえがあって、すごいなと思いました。あの会話とさせてもらえただけで今回のアクトはやってよかったなと思いました。

 カッコイイロールプレイ、ありがとうございました。
カゴメノウタ
9月1日(土)の定例会は、『シノビガミ』セッションをGM霧賀にて行いました。
今回は前々からもっていたシナリオをブラッシュアップしたのですが、整合性やバランス調整しているうちに(またも)文章量の多いギミック過多な内容になってしまいました。


■トレーラー
人の背負いしほど大きなその籠には、あらゆる傷病を癒し、年老いを若返らせる力があるという…。

斜歯忍軍の秘忍具『縁の薬籠(よすがのやくろう)』が渡来人『虜鬼(とりくおに)』によって奪われた。
『虜鬼』の目的が大妖魔『金咬尾(きんかんび)』の復活と知った鞍馬神流は、ハグレモノの協力を得て、事態を収めるべく妖魔狩りの忍を放つ。
『縁の薬籠』を求める比良坂機関の巫女が動き出し、斜歯の一族も自らの手に奪還すべく追っ手を差し向けた。

「籠」を巡って忍達の想いが交錯したとき、わらべ歌が響きわたる。


■PC1/佳倉金雀子(かくら・ひわこ)/流派:比良坂機関・常夜/信念:情
(PL/緋月)
○使命
あなたはかねてから『縁の薬籠』について調べてきた。
『縁の薬籠』が妖魔によって奪われたのを知り、あなたはこの好機を逃さぬよう行動を開始した。
あなたの【使命】は《プライズ『縁の薬籠』を手に入れる》ことだ。
○秘密
『縁の薬籠』の中には、死産したあなたの肉親(娘・姉・妹など)の魂が『籠女(かごめ)』となって囚われている。
あなたの【本当の使命】は《『籠女』を救う》ことだ。
あなたの名前には、彼女に名付けられるはずだった文字が使われている。
(自由に設定してよい)

我が子を『籠女』として奪われた斜歯忍軍の抜け忍。人形師として工房を持つ傍ら、つくった人形に子供の霊を降ろして慰めている。
亡くした娘『雲雀(ひばり)』を模した人形を持ち『縁の薬籠』を狙う。


■PC2/十六夜雪羅(いざよい・せつら)/流派:鞍馬神流・魔王流/信念:和
(PL/しましま)
○使命
あなたは上忍から退魔忍務を命じられた。
相手は『虜鬼』という、遊戯のごとく人を破滅と狂乱に陥れる渡来人だ。
あなたの【使命】は《渡来人『虜鬼』を倒す》ことだ。
○秘密
あなたは『和沙乃(かずさの)』という、愛する家族(妻・肉親など)を『虜鬼』によって攫われている。
この半年の間、あなたは忍務のため『和沙乃』と離れており、連絡も取れずにいた。
傍にいれば彼女を守れただろうに。
あなたの【本当の使命】は《『和沙乃』を助ける》ことだ。
あなたは『和沙乃』への感情判定が成功したとき、この【秘密】を公開すればお互いへの感情を「愛情」にすることができる。

ある事件(前回セッション)をきっかけに忍びの道を突き進む。修練の果てに妖魔の血が覚醒し、失われた忍法を会得する。
許婚であった『和沙乃』と契りを交わした後も、任務に明け暮れて今回の事態に至った。


■PC3/床葉無太郎(とこば・むたろう)/流派:斜歯忍軍/信念:忠
(PL/T381)
○使命
若返りの力をもつ『縁の薬籠』は希少な秘忍具だ。
あなたの一族は『縁の薬籠』を活性化させる儀式忍法「籠籠歌(かごこめうた)」を編み出し、以来数百年に渡り『縁の薬籠』の管理を任されてきた。
あなたは一族の長より、【使命】として早急に《プライズ『縁の薬籠』を取り戻す》よう命じられた。
○秘密
『縁の薬籠』には女児の魂からつくられた『籠女』が幽閉されている。
「籠籠歌」とは、「生まれる」前の女児の魂を消耗した『籠女』と取り替え、新たな『籠女』とする呪術である。
出産時に、子供が「生まれる」前に合計6ラウンド分の呪文が唱えられると儀式が完成する。
この【秘密】を知っているキャラクターは、儀式中に自分の手番で攻撃を行う代わりに呪文を唱える事ができる。
「籠籠歌」が完成した場合、魂を失った女児は「生まれる」ことなく死産し、取り替わった『籠女』も消滅する。

形代組のつくりだした万能決戦兵器ハムスター。死んでも次の素体に記憶を移植されるだけの実験体と知らず、迫りくる寿命から逃れる術を模索する。
床葉ユーニスから、『縁の薬籠』を取り戻せば延命のため使用して良いと言われ、番長型アタッチメントに乗り込み出撃する。


■PC4/桐咲霧骸(きりさき・むがい)/流派:ハグレモノ/信念:我
(PL/神牙)
○使命
あなたは、今回の妖魔退治に協力するよう依頼された。
遥か昔、『金咬尾』により国が一つ騒乱の果てに滅んだと云われている。
あなたの【使命】は《大妖魔『金咬尾』の復活を止める》ことだ。
○秘密
あなたは呪法師「縁」の末裔であり、その血と『縁』の銘を受け継いでいる。
かつて「縁」は『金咬尾』を「地獄門」へと封じ込め、その妖力を呪具『籠獄(ろうごく)』に封印した。この『籠獄』が斜歯忍軍の手に渡り、つくりだされたのが『縁の薬籠』である。
『金咬尾』が復活か消滅をすると、妖力を失った『縁の薬籠』はプライズ『籠獄』へと変化する。
『金咬尾』は異界「罵流胎(ヴァルハラ)」の「門」でもある。「罵流胎」はこの世を終焉させる「黄昏世(ラグナロク)」をおこすという。
『縁』であるあなたは、そんな事態だけは避けなければと思っている。

着流しをまとい、年齢のわりにおっさんじみた言葉使いをする文筆家。忍びの世界を怪奇小説にした同人をつくっている。
今回の使命を果たすとともに、始祖の呪具を取り戻そうと『縁の薬籠』を追う。


■虜鬼(とりくおに)
○使命
あなたの【使命】は《大妖魔『金咬尾』を復活させる》ことである。
そのために『縁の薬籠』を手に入れ、準備をととのえた。
あとは時を待つだけだ。
○秘密
『縁の薬籠』には「地獄門」に封じられた『金咬尾』の妖力が籠められている。
あなたは儀式忍法「籠籠歌」を執り行い、『金咬尾』の根源「時環(ときのわ)」を『縁の薬籠』に送り込もうとしている。
儀式が完成すると「時環」によって『縁の薬籠』の妖力が解放され、『金咬尾』が復活する。
ただし、「地獄門」から持ち出した「時環」が破壊されると『金咬尾』は消滅してしまう。
この【秘密】をクライマックスフェイズ終了時までに『縁』が知った場合、『縁』の【使命】は《「時環」を破壊する》ことに変更される。
また、あなたは「籠籠歌」の儀式のために『和沙乃』を捕らえている。
この【秘密】を知っているキャラクターは『和沙乃』の【居所】を調べることができ、情報判定に成功すれば『和沙乃』のハンドアウトを公開して救出できる。


■和沙乃(かずさの)
○使命
あなたは子供を身籠っている。すでに臨月に入っており、そろそろ産まれそうだ。
「お腹の子」には『金咬尾』の根源「時環」が宿っている。
あなたの【使命】は《子供を出産する》ことだ。
3日後(3サイクル後)に出産する。
クライマックスフェイズで、攻撃を行う代わりに《身体操術》か《意気》の判定に合計7回成功すると子供が「生まれる」。
「時環」は、子供が「生まれる」と解放されて「地獄門」の向こう側へと戻っていく。
○秘密
「お腹の子」は女児であり、「依り代」の力を持っている。
どんな子供が生まれるか、どう成長していくのか、あなたはとても楽しみだ。
この子の為なら、我が身だって惜しみなく捧げるだろう。
あなたは、愛しい我が子の名前をPC2に付けてもらうつもりでいる。
クライマックスフェイズで、出産前に【生命力】が0点になると、あなたと「お腹の子供」は「死亡」し、「時環」も破壊される。
また、あなたには「呪印」が憑いている。


■籠女(かごめ)
○使命
あなたは『縁の薬籠』に囚われており、周囲の傷や病、老いといった経験を吸い取らされることで成長する。
『縁の薬籠』の若返りの力は、あなたが生きるはずだった寿命分しかない。しかし、傷や病はその限りがなく吸収し、老化する。
あなたは死ぬことはない。癒されぬ痛みや苦しみに蝕まれながら、老い続ける。
あなたには【使命】はなく、【居場所】も【生命力】もない。
『縁の薬籠』の中にいる限り、あなたには誰の声も届かず、誰も触れることができない。
○秘密
籠の中は孤独で、何もない。
生まれなかったあなたは、生きることも、死ぬこともない。
身体が渇き、心が飢えている。
痛いのはもういやだ。苦しいのはもういやだ。
一人はもういやだ。
ここから出たい。
生きてでも、死んででも、ここから出たい。
あなたは自分の名前が欲しい。
名前を呼んでくれる相手が欲しい。


■縁の薬籠(よすがのやくろう)
○効果
このプライズの持ち主のドラマシーンでは、登場したキャラクター(持ち主含む)は【生命力】1点か変調一つを任意に回復する。
また戦闘中のラウンドの終了時に、プライズの持ち主と同じプロットにいるキャラクター(持ち主含む)は【生命力】1点か変調一つを任意に回復する。
このプライズには若返りの力は残っていない。
このプライズには【秘密】がある。
持ち主は情報判定せずに【秘密】を知ることができ、その場合は情報共有が起こらない。
○秘密
このプライズには大妖魔『金咬尾』の妖力を操るため『籠女』が幽閉されている。
『籠女』は儀式忍法「籠籠歌」によってつくりだされ、「依り代」の力を持つ出産前の女児が必要となる。
儀式を開始するには、このプライズの持ち主であるか、「依り代」の母親に事前に「呪印」を憑けていなければならない。
ただし、「呪印」を憑けられた母親は、子供が「生まれる」と「死亡」してしまう。
このプライズの持ち主は、いつでもこの【秘密】を公開することで『籠女』のハンドアウトを公開できる。
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シノビガミセッション「薄紅の夏の夢」
8月の定例会は、私こと緋月がGMで、シノビガミのセッションを行いました。
シノビガミは使命と秘密こそがシナリオの全てであると思いますので、まずはご参加いただいた3名のPCと、そして登場したNPCたちの使命・秘密をご覧いただきたいと思います。


PC1:霧隠 疾風(きりがくれ はやて) / PL:神牙さん
   流派:隠忍の血統 年齢:17歳 性別:男性
   表の顔: 高校生 信念:情 
 使命 あなたは二人の少女から告白された。
    あなたの【使命】は「愛すべき相手を見つけ、その相手と互いに愛情の【感情】を結ぶ」ことである。
 秘密 あなたはいつからか、ふわりと濃密な甘い香りが漂うことにふと気付くことがあるようになった。
    あなたは、一度だけ任意の二者(自分を含んでも良い)の間の【感情】を好きな属性に変えることができる
    プライズ「紅香(くれないこう)」を持っている。
風の妖魔の血を引く隠忍の血統の少年。とはいえ現状忍びの世に深く関わることも深く考えることもなく、ごく普通の高校に通い青春を謳歌している。通称「ギャルゲー」。

PC2:十六夜 雪羅(いざよい せつら) / PL:しましまさん
   流派:鞍馬神流 年齢:17歳 性別:男性
   表の顔:高校生 信念:和
 使命 妖魔「薄紅(うすくれない)」を倒す。
 秘密 あなたは、高校で出会った少女、松山知香に恋している。
鞍馬につらなる十六夜家の傍流に生まれ、忍術を身につけたものの忍びの世界に関わることを厭う少年。通う高校に妖魔が復活したことが判明したため与えられた忍務を、嫌々ながら引き受けたのだが…
 
PC3:床葉 無太郎(とこば むたろう) / PL:T381さん
   流派:斜歯忍軍 年齢:1歳 性別:オス
   表の顔:高校生 信念:情
 使命 プライズ「紅香」を手に入れる。
 秘密 あなたは決して実らぬ恋に心を焦がしている。
    あなたの【本当の使命】は「あなたの恋を成就させる方法を手に入れる」ことである。
暑苦しい、と言う形容がぴったりな番長。の頭がウイーンと開くと、そこに現れるのは1匹のちまいハムスター。斜歯忍軍・カタシロ組の恐るべき科学力が生み出した、アタッチメント(=番長部分)を変えることでどこへでも潜入可能な万能決戦兵器の試作機である。首魁の娘・床葉ユーニスに心酔しているが、ハムスターゆえの短い寿命が迫りくることが、その小さな胸を苛んでいる。


こんなPCたちが巻き込まれるのは、夏の花の化身である妖魔「薄紅」にまつわる、夢のように過ぎ去るひと夏の間の短い恋物語。
雪羅と無太郎はそれぞれ本家の長老や愛するユーニスからそれぞれの忍務を与えられ、疾風は期末テストの終わりに2人の少女から告白を受ける。そんなところから物語は始まります。
PCたちの運命に関わってくる少女たちの使命と秘密はこちら。


NPCA:早乙女 茜  三つ編みめがねの文学少女系真面目っ娘。
 使命 PC1とラブラブになる。
 秘密 あなたは斜歯忍軍指矩班のくのいちであり、自分の目の前で使用されたプライズの効果をコピーすることの
    できるプライズ「指矩(さしがね)の秘術」を持っている。
    あなたの【本当の使命】は「プライズ「紅香」の効果を自分の目で見る」ことである。

NPCB:馬場 美和子  明るいクラスの人気者。通称バービー。
 使命 PC1とラブラブになる。
 秘密 知香が、実はPC1を好きなことを知っている。

NPCC:松山 知香  隣のクラスのおとなしい女の子。美和子の告白に付き添ってきた。
 使命 親友である美和子の【使命】を達成する手助けをする。
 秘密 あなたは妖魔「薄紅」である。馬場美和子はあなたの分身であり、自分に愛情の【感情】を持つ
    相手の精気を吸い取りあなたに捧げる能力を持つ。
    あなたの能力を完全なものにするためにはPC1の精気が必要だが、あなたはPC1を心の底から愛して
    しまった。

プライズ:紅香
    ふわりと甘く香る、濃密な夏の花の香り。妖魔「薄紅」の残り香である。
 秘密 薄紅は愛情なくして生きることのできない存在である。愛情を必要としながら愛情を利用する自身の存在
    そのものに心を痛めながら、夏のみの短い生を繰り返し続けている。
    薄紅の死亡条件は「誰も自分とその眷属に愛情の【感情】を持たない」ことである。
    薄紅、もしくはその眷族に愛情を持つ者がいると、【生命力】を0にしてもかりそめの死しか与えることが
    できず、また来年の夏に復活する。


さて、実際のセッションはと言いますと、少女たちの様々なアプローチの結果PC1・疾風はNPCBこと美和子を「愛すべき相手」として見出し、愛情を結びます。結果「薄紅」の能力──夏ごとに数を増し、周辺の環境を魔界化していくというもの──が甦ることになりました。
一方、実は倒すべき妖魔であった薄紅に恋をしていたPC2・雪羅は、クライマックス前の彼女の誘いを振り切り、滅ぼせないとは知りつつもPC3・無太郎と共に妖魔たち──そして彼女らを守る疾風に剣を向けます。
結果、妖魔たちは追っ手を撃退し、来年の夏へと繋ぐ種を蒔いてひと夏の短い生を終えるのでした。
「また次の夏に、会いましょう」その言葉と口付けの感触を残して。

雪羅は妖魔と隠忍への憎しみに心を燃やし、長老の狙い通りに暗い忍びの道を歩み始めます。
そして無太郎は、自分の求める「延命」につながるかもしれない妖魔のデータを、ユーニスの元に持ち帰ることに成功したのでした。


GMもPLもまだシノビガミに不慣れで手探り状態で進んだ結果、PLの手数がやや足りず、秘密が出きって物語の全体像が判明する前に、シナリオの趨勢を決めるプライズが使われた感じになってしまいました。
もともとプライズの奪い合いや妖魔を滅ぼすか否か、等様々な形で対立も起こりうることを意図して汲んだシナリオだったのですが、特にPC2・雪羅君の使命がクライマックス前の段階で詰んだ形になってしまって、一番割りを食わせてしまいました。色々こねくり返して考えていただけたら、手段もあるようシナリオでは想定していたのですが…
また、PC3・ハムちゃんこと無太郎の秘密は、実はT381さんに「お好きに設定してください、お任せします~」と無茶ぶりしたものでした^^; まさかそれで、あんなキャラが出てくることになるとは……脱帽です。【本当の使命】については「紅香」かそのコピーを手に入れれば良し、と言うのがもともとの想定だったのですが、PLさんの考えてくれた設定はGMの予想をはるかに上回る、そしてそれがゆえに今回のシナリオでは対応できないものでしたので、NPCA・茜との取引やEDの演出で、達成と扱わせて頂きました。ちょっと苦しかったですが、ご勘弁くださいませ。


説明不足の点や好みに走りすぎた点など、至らないところの多いGMですみませんでしたが、シナリオ「薄紅の夏の夢」、お楽しみいただけましたでしょうか。
私は大変楽しくマスタリングさせていただきましたので、ご参加いただきましたPL様方に御礼申し上げたいと思います。
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